ソニック世界の三大物質についての考察

カオスエメラルドについては、古代人達が地球に持ち込んだものであることがソニックフロンティアで語られました。
しかし、古代人達の星におけるカオスエメラルドの起源については、何も語られず仕舞いでした。

マスターエメラルドについては時折物語に登場するものの、その起源は未だ明確にはなっていません。現段階での一番古い描写は、古代人達が地球にやってきた時に地上に転がっている状態で放置されていた場面となります。

リングについては、当たり前に存在し過ぎて未だに何も語られていません。

そして、どう見てもこの3つの物質は相互に関連しているように見える・・・。

マスターエメラルドはカオスエメラルドを制御する役割を持ち、同時に強大なエネルギーとしても使用できる。
カオスエメラルドは7つ集めると無限の力を手にすることができる。そして、その力を「スーパー化」という形で扱うことが出来るソニックは、リングの所有無しにしてスーパー化の状態を維持することができない。
そして、カオスエメラルドが異空間に存在する場合、その異空間への移動手段として用いられるものが、スペシャルリングスーパーリング
しかも、これらのリングの出現には、一定数のリングが必要となる。
※ヒーローズ等、例外アリ

ソニック達の世界に存在しているこの3つの謎の物質は一体何なのでしょうか?

今回はその謎の一端に迫る考察を行ってみました。

主軸をソニックのメインストーリー(モダン・クラシック)とし、ソニックXでの設定を引っ張り出してくみ上げています。また、ソニック達の星を「地球」と定義しておりますので、最初に述べさせていただきます。本考察では、ソニック世界におけるこの三物質による各現象(今回は主にリングに関連するもの中心)について、ほぼ仮説を立てられたと思います。
1万字越えの代物になってはおりますが、ほとんどがファクトの抜き出しと組み立てになっているのでまだ読みやすいかと思います。色々書いてみましたので、どうぞお楽しみいただければ嬉しいです。


目次

第一部:三物質の起源について考えてみる
第二部:各物質の関連性
マスターエメラルドとカオスエメラルドの関連性
マスターエメラルドとリングの関連性
カオスエメラルドとリングの関連性
三物質に共通する点
上記に基づく仮説
第三部:リングとリングエネルギーについてのまとめ
リング・リングエネルギーの特徴まとめ
まとめてみると見えてくる仮説
第四部:リング・カオスエメラルドに関する諸仮説(主にリング)
リングが宇宙空間など、どこにでも存在している理由
特定の生物は体内にエネルギーとして取り込める
ダメージ後に散らばった後に消える現象
リングが通貨として利用されている
リングエネルギーの発生源はこの2種類のエメラルド?
リングの可視化
スペシャルリングはリングエネルギーが収束・高密度に圧縮して精製される
スペシャルステージの正体
スペシャルリング内にカオスエメラルドが存在する理由
スペシャルステージの消滅
テイルスの人工カオスエメラルド
7個以上のカオスエメラルド
スーパー化現象
第五部:カオスエメラルド発生プロセスについての仮説
第六部:カオスエメラルド・マスターエメラルドの起源についての仮説
あとがき

第一部:三物質の起源について考えてみる

まずは各物質について分かっている範囲で、その起源を探ってみましょう。

カオスエメラルドの起源

カオスエメラルドが地球にやってくる起源は唯一ハッキリとしています。それは、ソニックフロンティアで描かれた古代人達による地球への持ち込みです。
しかし・・・です。
古代人達の星でカオスエメラルドが動力源・エネルギーとして使われていたことは確かなようですが、カオスエメラルドがどのようにして生み出されたのかは描写がありません

つまり、「それより前」の明かされていない歴史が存在するわけです。

マスターエメラルドの起源

一番古い描写はカオスエメラルドと同じくソニックフロンティア。
草原(恐らくスターフォール諸島のどこか)に放置されており、に古代人達が地球に接近する際に強い共鳴反応を見せ、彼らを引き寄せた。

全く別の惑星の物質であるカオスエメラルドと強い親和性がある事から、更に過去の歴史上において、何らかの関連性があったのではないかと推測できますね。

リングの起源

ソニックフロンティアのギミック稼働時にリングが発生することから、この時代には既に存在していた可能性が高いと考えられます。
※電脳空間が現実世界で見せた映像である可能性も考慮すると、存在時期は完全に不明と考えることも可能。現状、3つの物質の中で確認できるがもっとも時代が新しい

と言う具合です。
これだけの情報だとさっぱりわかりませんが、とにかく描写されているよりも古い時代に「起源」があることだけはわかります。

第二部:各物質の関連性

続いて、過去のソニック達の物語の中から、それぞれの物質が関連している現象等をリストアップしてみました。

マスターエメラルドとカオスエメラルドの関連性

謎の共鳴

ソニックフロンティアで古代人達が地球に来るきっかけとなったのは、カオスエメラルドの突然の暴走のような現象でした。
その現象は地球にあるマスターエメラルドとの共鳴によって引き起こされ、古代人達は地球へ導かれるようにやってきました。
この事から、マスターエメラルドとカオスエメラルドはまるで親子や兄弟と言った関係にあるような物質であることがわかります。

カオスエメラルドの強化と制御

マスターエメラルドがカオスエメラルドの制御を行うことについてはソニックアドベンチャーやソニックアドベンチャー2で語られている通りですね。
これについては今更説明する必要はありません。

そして、強化です。
上述の「共鳴」を起こした後の古代人達の話を聞く限り、マスターエメラルドと共鳴する前のカオスエメラルド・・・つまり彼らの星でのカオスエメラルドは、現在のカオスエメラルドよりも力が弱いように見えます。
(せいぜい彼らの宇宙船1隻の動力になる程度)

つまり、マスターエメラルドはカオスエメラルドの力を強化(もしくはこの状態が自然)する作用があることになります。

強力なエネルギーであり、想いや願いを力に変える力もある

カオスエメラルドはソニックのスーパー化などに代表されるように、想いや願いを力に変える性質があります。
ただし、科学的なエネルギーへの変換とは異なり、想いや願いを力に変える性質はかなり限定的。いまのところソニックなど一部のキャラクターしか扱えない仕組みになっています。

※伝説上に語られていることとして「想いや願いを力に変える」ことや、過去にソニックと同じような能力を持った生命体が存在していたであろうことは遺跡の壁画等に描かれていたりもしますので、歴史上を振り返れば過去事例はあったものと思われます。(ソニック&ナックルズ:ヒドゥンパレスの壁画/ソニックアドベンチャー:パーフェクトカオス/ソニックアドベンチャー2:キングブーブーの部屋/ソニックR:リーガルルーイン[クラシック期]等)

また、マスターエメラルドがカオスエメラルドの暴走を止める際も、一種の「想いの力」が働いていることがわかります。現在の所、ナックルズ族の特定の個体だけに受け継がれている力であることが確認できていますがこれもまた、カオスエメラルドの性質に近いものと考えられます。
※ソニックXではナックルズが祈ることでマスターエメラルドが呼応してエネルギーを発生させる描写が随所にみられ、限界を超えて引き出すと自ら自壊していましたね。

どちらも複製可能?

カオスエメラルドの複製についてはテイルス(アド2)と、次元は異なりますがソニックXのメタレックスです。
※性能としてはテイルスの複製品の方が一枚上手だと思われます。
複製の方法がどのようなものかは定かではありませんが、「複製可能」なことはわかっています。
また、マスターエメラルドについては明確に「複製品」とは判断できませんが、スターフォール諸島(アレス島)にある古代人の祭壇(作戦本部)の中央に置かれている砕けた紫色の結晶がその可能性を見せています

あの結晶が古代人達が生きていた時代にどのような姿かたちをしていたのかを探る術はありませんが、少なくとも「複製しようとしていた=複製技術の研究を行う余地はあった物質」と言うことがわかります。

マスターエメラルドとリングの関連性

マスターエメラルドのエネルギーからリングが精製できる?

ここの関連性はゲーム内ではあまり見つけることができませんね。しかし、別の次元にその関連性を見出すことができました。
それは、またまたソニックXです。

メタレックス編で描かれているシーンですが、ブルータイフーン号のエネルギーとしてマスターエメラルドを使うと同時に、主砲(弾はソニックw)であるソニックドライバーを発射する際には大量の“リングエネルギー”と呼ばれるものを砲身の中で加圧する必要がありました。
ここから、マスターエメラルドから抽出したエネルギーを船の動力に変換すると同時に、リングエネルギーへも変換できるのではないか?と言う仮説が成り立ちます。

カオスエメラルドとリングの関連性

スーパー化時における相互作用

ソニック達がスーパー化する際、カオスエメラルド7個所持していることが条件となりますが、スーパー化を発動させるためにはリング枚数にして50枚分を所持している必要があります。
そして、スーパー化発動後はリングを補給し続けないと状態を維持できないと言う条件があります。つまり、スーパー化の発動・維持するためにはこの2つの物質が「両方」必須であり、同時に相互に関連している可能性が高いことを示しています。

強すぎる衝撃を受けると飛び散る

ソニック達がダメージを受けた時にリングが飛び散るのはもう常識中の常識ですが、カオスエメラルドもまた、強すぎる衝撃を受けた際にソニックの体から剥がれて飛び散ってしまいます。ソニックフロンティアがその代表的な事例ですが、ソニック・ザ・ムービーシリーズではこの法則が頻繁に採用されていますね。
※ソニックフロンティアの場合、カオスエメラルドを引き剥がす古代人達の特殊兵器であった可能性もあります。

スペシャルステージへの入り口

しばしばカオスエメラルドは異空間へ隠れている場合があり、ソニック達がこの異空間へ移動するための主な方法として、スペシャルリングを使用します。また、スペシャルリングを通るためにはリング50枚以上を所持していることが条件となる場合も多いことからも、その関連性が疑われます。
※シンプルにリング50枚以上が条件となる場合も・・・。
※ヒーローズなど作品によっては専用アイテム等若干仕様が異なるケースも存在する。

時空に干渉する&異空間移動+空間転送

カオスエメラルドは時空に干渉する力を持っています。これは、ジェラルドの日記からも明らかとなっており、シャドウのカオスコントロールやシルバーの時間転移などがその代表例です。

カオスコントロールは細かく分類すると、短い間時間を止めて移動する方法(カオスエメラルド1個から使用可能で短距離瞬間移動する)と、空間転送能力(ブラック彗星の移動などに使用されたタイプ。スーパー化など特定条件だが、大質量の物質も含めて長距離を一瞬で移動する)に分類できると考えています。

また、リングはそれ自体には時空干渉能力は無いようですが、特殊なスペシャルリングの場合、空間移動(ヒドゥンパレス等の別の場所への移動)や異空間(スペシャルステージ、別次元軸等)への転移など、空間に干渉したり異空間への移動手段になるケースが見られます。
※ソニック・ザ・ムービーシリーズではわかりやすく思い描いた場所へ自由に移動できるアイテムとして登場している。また、今年発売予定のクロスワールドでも同様の用途でリングが用いられている。(ただし、今のところ時間に干渉する能力は見られません。ソニムビ4の彼らがどうやってあの時代にやってきたかが早く知りたいですね。)

三物質に共通する点

三物質ともに「エネルギー」である事

全ての物質に共通することがこれです。
マスターエメラルドは強大なエネルギーを内包しており、カオスエメラルドもまた同様。しかも、カオスエメラルドは複数個を揃えることでそのエネルギーは飛躍的に増加する。
リングについてもソニック達が自由に活動するにあたってのエネルギー源となっており、スーパー化の際は状態を維持するために必要なエネルギーとして機能しています。

相互に関連したエネルギーである事

「マスターエメラルドとリングの関連性」の発展になるのですが、メタレックス編のクライマックスにそのヒントがありました。
終盤のシーンにてブルータイフーン号のエネルギーとして使用していマスターエメラルドが砕け散ってしまい、その後のラストバトルのシーンで「リング残数」についての言及があります。

つまり、「マスターエメラルドから抽出したエネルギー=船の動力源=リングエネルギー」と言う図式がここで成り立ちます。

では、マスターエメラルドが砕けた(船のエネルギー供給源がなくなった)後、彼らはどうやって自分たちの星へ帰ったのでしょうか?
これについては色々な推測が出来ます。エッグマンの船に残っているエネルギーを使用して一緒に帰った(戦いの後、エッグマンが自身の船のエネルギー充填について言及している)とも考えられますが、帰るためにはそれなりに長期間の宇宙航行になるため、「回収したカオスエメラルドを代替えエネルギー源として使用した」か、「エッグマンの船の動力炉が生きていて、それを使った」と考えられます。

そして、前者の仮説が正しいとした場合、「マスターエメラルドから抽出できるエネルギーとカオスエメラルドから抽出したエネルギーは、共にリングエネルギーに変換可能」である可能性を見出すことができるようになります。

後者の仮説の場合、エッグマンが「エネルギー充填」について言及しているのですが、じゃあこれは「何の」エネルギーなのかが疑問に残るところですね。

上記に基づく仮説

三物質それぞれがエネルギーであり、相互に関係していることはわかりましたが、同時に「リング」→「カオスエメラルド」→「マスターエメラルド」の順序で強力なエネルギーとなるようですね。

更に、「マスターエメラルドから抽出したエネルギー=船の動力源=リングエネルギー」と言う図式は同時にカオスエメラルドにも当てはまり「カオスエメラルドから抽出したエネルギー=船の動力源=リングエネルギー」にもなると考えられます。

では、
「リングエネルギー = 船の動力源 = カオスエメラルド・マスターエメラルド」
もまた成り立ち、さらには
「リングエネルギー =  カオスエメラルド・マスターエメラルド」
と言う式も成り立つのではないでしょうか?

この可能性を探るため、リングとリングエネルギーについても深掘りをしてみましょう。

リングとリングエネルギーについての深掘り

リング・・・。
ソニック作品のほぼ全てのゲームに登場する共通アイテムの一つ。

空中に浮遊しており触れると消えて、所有リング数としてカウントされる。
様々な用途で用いられているが、現在のところ、その詳細については謎。

ゲーム本篇ではあまり言及はありませんが、見てとれる資質を改めてまとめてみると、色々と見えてくるものがありました。

ソニック達の世界に普通に存在している

基本的に全てのソニックの冒険に欠かせないアイテムとなっており、ソニック達が冒険するところにどこでも存在している。存在が確認できている範囲は惑星内の基本的に全ての場所・惑星外周辺の宙域・スペシャルステージ・異世界など。ブラック彗星やプラネットウィスプなどにも存在が確認できています。

実際に可視化されているかは謎

ステージ内部でリングは可視化されているが、物語内のムービーでは見ることが出来ないことが多いため、実際は人の目に見えていない可能性もある。ただ、リングと言う物質については認識されているので、物質として何らかの形で存在していることは確かだと考えられる。
※可視化されている場合、他のアイテム同様ですが、どうやって収納しているかも謎ですよね。

通貨として利用されている?

リングが物質として存在している可能性を示唆する分かりやすい例。
主にゲーム中では獲得したリング数を使ってスキルやアイテムを購入することができます。また、カジノ(ソニアド1)では収集したリングを放出することでカジノコインに換金できるような描写があったり、ソニックヒーローズではエッグマンが世界中からリングを集めてテーマーパークを建造したというようなテイルスの言葉があります。
この事から、リングは通貨として使用できるのではないか?と推測できますが、利用可能な範囲は不明です。

そもそもこんなどこにでもあるようなものを通貨として利用可能なのか?と言う疑問も・・・。
※実質無限に存在し、供給制限もなく、誰も価値を保証できないモノは通貨になりえない。

ダメージからの防御

敵やトラップに当たるとき、リングを所持していればミス(ゲームオーバー)を回避できる。
ダメージを受けると全てのリングを失う(最近では半分程度のリングのみ)が、拾い直すことで再び保護効果を得られる。
ただし、拾い直すことができるリングは実際に散らばったリングより少なく、散らばったリングは一定時間経過すると消える
※ゲームプレイ画面では霧散したリングは見えるが、ムービー等でダメージを受けた際はその表現はないため、やはり通常は可視化されていない可能性が高い?(一部例外的な作品もある)

スペシャルリングとしての利用

エンジェルアイランド(クラシック)ではヒドゥンパレスへの移動ポータルとして利用されている場合もありますが、基本的にはカオスエメラルドが存在する空間(スペシャルステージ)へ入るための入り口であることが多い。
※ムビソニ等では別空間・別惑星等に自由に移動できる便利アイテムとして機能しているが、供給方法は謎。

ゴールリング又は移動ポータルとしての利用

ステージに入るためのポータルとして置かれている場合(ソレアナ)や、ステージのゴール場所に設置されていることなどがある。ただ、ゲーム上の概念的なものであるか、実際に存在しているかは不明。
ムビソニではどこにでも自在に瞬間移動できるアイテムとして描かれており、先日発表されたクロスワールドでも、同様の用途で用いられている。
※ソレアナやクロスワールドの場合などは「リング状のデザインをした移動ポータル」の可能性もあり。(クロスワールドではドンパモーターズの技術が使用されている。)

スーパー化の条件の一つ

カオスエメラルド7個が条件ですが、もう一つ、スーパー化の発動条件としてリング50枚分が必要となる。
また、スーパー化を維持するためには継続してリングを獲得する必要があり、0枚になるとスーパー化は解除される。

発生起源は不明

ソニックフロンティアの古代人達が移住してきた頃の描写には描かれることがありませんでしたが、ギミック発動時にはリングが発生することが確認できている。
ただし、電脳空間が生み出した拡張現実の可能性なども考えられる。
厳密にどのくらい昔から存在してたかは不明ですが、クラシック世界描写だとヒドゥンパレスが作られた時代には存在していた可能性がある。
※ヒドゥンパレスへ移動できるスペシャルリングが存在する。
※古代文字が書かれたリングなどの存在も確認できている。(MD/ソニック3)

磁性を持っている

サンダーバリアやマグネットバリアなど、磁力に引き寄せられる性質を持っている。
ただし、ソニック達が一度取り込み、その後にダメージを受けた際に放出したリングからは磁性が消滅する。

ゲーム以外での用途描写例

  • 【ソニックX】身体強化アイテムやタイフーンの主砲(ソニックドライバー)を発射するためのエネルギーとして利用できる。
  • 【ソニックX】クリスの発言「マグネットバリア。リングのエネルギーを空間から抽出する働きがあるんだ」(エピソード 55)
  • 【ムビソニ】異世界や別の場所へ転移できるアイテムとして利用できる。(クロスワールドでほぼ同様の現象を確認)

まとめてみると見えてくる仮説

以上のような特徴であり、端的にまとめると下記のようになります。

普段から可視化されているかは謎だが存在は確かに確認されており、世界どころか宇宙や異空間にも存在している。
磁性を持っており、1枚のエネルギーは小さいが、たくさん集まれば強力なエネルギーや資産・通貨のようなものになる。
特別なリングは別空間への出入り口になるなど、空間への干渉能力を持つ。

・・・ここまでまとめみるとよくわかりますが、色んな作品で似たような設定のものを見た事があるなと気付きます。
例えば・・・NARUTOのチャクラではなく、自然エネルギーが分かりやすい例ですね。
欧米圏だと、スターウォーズのフォースとかでしょうか?

ちょっとまとめてみるだけでも、色々あります。

似たような物質まとめ

サブカル界隈
フォース(スター・ウォーズ)/マナ・ルフ(MAGI)/自然エネルギー(ポケモン)/想波(ブレイブストーリー)
宗教・スピリチュアル・科学界隈
気(ヨガや仏教等)/ルフ(イスラム教)/オルゴン(神秘主義)/フォース(東洋哲学)/ゼロポイントエネルギー(量子物理学)などなど
※サブカル界隈はこの辺りから着想を獲ている場合が多い。作品は見た事ないんですが、スター・ウォーズが東洋哲学を取り入れている話は有名。

他にも調べれば山ほど出てくると思います。
ようは、“自然界のどこにでも存在するとされる未知のエネルギー”とか“世界を構成する根源的なエネルギー”と言うヤツですね。

また、現実世界においてはニコラ・テスラが提唱した「フリーエネルギー」と言うものがあり、個人的にはリングの発想はここから来たのではないか?と推測しています。

と言うのも、初期のメタルソニックの仕様の中に「テスラ・パワー・コイル電磁誘導発電」と言うものがあるため、当時の制作陣はニコラ・テスラを認知していたことは確認できるわけです。ですので、リングの着想もそこから?と言う流れでの推測ですね。
※テスラと言えばイーロン・マスクですが、あの「テスラ」の由来もこのニコラ・テスラから来ています。
※ニコラ・テスラは都市伝説的な話題でよく登場しますが、ソニックの物語はこの辺りの要素(都市伝説やトンデモ科学、宇宙人、その他SFネタが多い)が随所にみられる。

で、このニコラ・テスラが提唱したものの中の一つに「フリーエネルギー」があり、1900年頃には電離層から取り出したエネルギーを無料で地球全体にワイヤレスで電力を送る実験を試みたのですが、政治的、業界的圧力や資金不足(出資者が身を引いた)で頓挫しました。
※ワードンクリフ・タワー計画・・・都市伝説界隈では非常に有名な実際にあった話。一応ですが、この時にニコラ・テスラが提唱したフリーエネルギの抽出技術は現代でも確立されていないとされています。
※ザックリ言うと「地球はでっかいエネルギー発生装置みたいな仕組みになっており、そのエネルギーを取り出せないか?」と言う研究をしていた。

で、話を元に戻します。
リングがこれらの「自然界に存在するフリーエネルギー」だと仮定すると、リングの性質について色々と説明できるようになってきます。

例えば・・・

第四部:リング・カオスエメラルドに関する諸仮説(主にリング)

リングが宇宙空間など、どこにでも存在している理由

空間のどこにでも存在しているエネルギーですので、当然ソニック達が行けるほぼ全ての場所に存在できます。恐らく濃度の濃淡はあるもの、ソニック世界の宇宙中に存在していると考えられる。
また、宇宙中のどこにでも存在する = リングの起源は宇宙創成の頃となります。

特定の生物は体内にエネルギーとして取り込める

リングを獲得する際にソニック達はリングを”所持”ではなくどこかに消えてしまう現象は、実際には可視化されていない空中に漂っているリングエネルギーを体内に取り込んでいる(補給している)描写の比喩的表現と考えることができる。

同時にこれは、ソニック達自身が体内にエネルギーとして蓄積できる能力を持っている可能性が考えられる。

ダメージ後に散らばった後に消える現象

エネルギーですから、集約させると可視化されやすくなり、拡散させると可視化し辛くなります。
つまり、ダメージを受けてリングが散らばり、やがて消えていく現象は集約されたリングエネルギーがダメージによって拡散し、その後、ソニック達が体感リング1枚分のエネルギー量にも満たない状態まで拡散してしまう・・・と言う現象だと考えることができます。
※体内に取り入れた段階でリングは磁性を失うため、ダメージ時に散らばったリングはサンダーバリアなどに引き寄せられない。また、リングエネルギーとして集約することもできないので、一度空間に拡散される。
(その後、「拡散=消滅」もしくは「再び磁性を獲得してリングエネルギーとなる」)
 

リングが通貨として利用されている

リングエネルギーを集約させると一定量のエネルギーとなるため、これをリングに物質として変換できる。もしくは一定量のリングエネルギーを「枚数」でカウントして取引きすることで、通貨もしくは資産として利用できる可能性がある。
※世界中どこにでも存在しているので、通貨・・・と言うよりエネルギー資産として価値が付き、世界共通レートで現地通貨と交換可能だったりするのかも?

これを考えると、エッグマンがリングを集めて・・・と言う言葉の意味も説明が付く。
つまり、リングエネルギーを集約させて、「エネルギー」としても建設に役立てられますし、「通貨」としても資材購入費等に充てることができると言う事。

リングエネルギーの発生源はこの2種類のエメラルド?

「リングエネルギー=カオスエメラルド・マスターエメラルド」と言う式が成り立つのであれば、当然そう言う事になります。
ただ、カオスエメラルドやマスターエメラルドが存在していない世界にもリングは存在していることから、リングエネルギー自体は自然界にそもそも存在しており、その上で「両エメラルドが更に無限に供給し続けている」「本来のリングエネルギーになんらかのブースト作用を及ぼしている」のであり、その結果、可視化(下記で説明)の現象が起こると考えると自然かもしれません。

また、マスターエメラルドが地球にあった時点でカオスエメラルドが存在していなかったことを考えると、2種類のエメラルドが揃った時に初めて、二つのエメラルドがリングエネルギーを無限に発生させる永久機関のようになるのかもしれません。

リングの可視化

エネルギー量が無尽蔵に増えていくと、やがて空間の中で集約・圧縮されていきます。すると、圧縮されたリングエネルギーが次第に可視化できる状態になる。この結果、リングと呼ばれる物質が完成する・・・と言う流れです。

これは、いわゆる「結晶化」と呼ばれる現象と同じだと思います。
※小学校の科学実験で行う「沸騰させた水に砂糖を大量に溶かして飽和溶液にして冷やすと結晶ができる」アレです。
※目に見えない水蒸気が上空で集まって雲になり、やがて雨が降るイメージとも言えます。

スペシャルリングはリングエネルギーが収束・高密度に圧縮して精製される

磁力性を持ったエネルギー物質が一カ所に集約されて超高密度になると、時空に強い歪みが発生する可能性が示唆されています。(アインシュタイン・一般相対性理論)
その結果、ブラックホールやワームホールなどが形成されるとされているのですが、つまるところ異空間への転移が可能となるスペシャルリングは、この方法で精製されているのではないでしょうか?

スペシャルステージの正体

上記の状態から更にエネルギーが供給され続けると、エネルギーが相転移を起こし、異空間や新しい物質を生み出す可能性が示唆されているようです。(量子力学)
つまるところ、これがスペシャルステージの正体ではないでしょうか?
※相転移:温度や密度、磁場の変化などがある数値を越えた瞬間に、物の性質や状態が全く違う性質になる現象。
※別空間ができるほどの相転移を起こすほどのリングエネルギーが自然発生的に集約されたら、現実空間にも何らなかの影響が出る可能性も大きいが、何らかの環境要因により、自然界へ影響を最小限度に別空間が形成されると考えられる。

そして、「リングエネルギー=カオスエメラルド・マスターエメラルド」と言う式を持ってくると更に幅が広がります。

スペシャルリング内にカオスエメラルドが存在する理由

上述の「スペシャルステージの誕生」の後、更にリングエネルギーが供給され続けることで、その空間の中で更に圧縮されたエネルギーが物質化(結晶体)する可能性が考えられます。
そしてこの物質こそが“カオスエメラルド”と呼ばれる物質であり、精製された段階でスペシャルステージ内の空間を安定させると同時に、外部から取り込むリングエネルギーの量を大幅に減少させる働きがあるのではないか?と考えられます。
※永遠にエネルギーを吸収していたら空間自体が爆発して現実空間へも大きな影響が出てしまうので、どこかで歯止めがかかっていると考えることができる。そして、その作用を空間内で発生したカオスエメラルドが行っていると言う理論です。

スペシャルステージの消滅

上述の通りだと仮定すると、スペシャルステージ内を安定化させ、外部からリングエネルギーを吸収する能力を失った段階(安定した空間)で、空間の核となる物質(カオスエメラルド)を取り出すことで、安定化したエネルギーが霧散して空間自体が消滅する。

こう仮定すると、カオスエメラルドを取り出した後で同じスペシャルステージに入ることができなくなる理由が説明できます。

テイルスの人工カオスエメラルド

つまるところカオスエメラルドは莫大なリングエネルギーが収束して出来た結晶体と考える事ができるため、テイルス自身がその仕組みを利用してリングエネルギーを超高密度に圧縮して精製したのではないでしょうか?
※スペシャルステージで精製されるよりは遥かにエネルギー量が落ちる等の理由により、あくまで「よくできた偽物」のレベル。メタレックス製はリングエネルギーに関する知識・技術を持たない状態でカオスエメラルドのエネルギーのみで複製したため、更に粗悪。
※構成物質や原子配列を調べて再現した可能性もアリ。

7個以上のカオスエメラルド

ソニック達が冒険を繰り返すたびに新しいカオスエメラルドが7個登場するわけですが、毎回全く同じカオスエメラルドを7個揃えているとは考えづらいです。
 
ソニアドであんなことになった後の物語であるソニアド2では感謝の品としてテイルスに贈呈されていたり、誰でも手に入れられるような所に落ちていたり、新ソニのように、数百年の時を超えるものがあったりする。このことから、世界中に同時に存在できるカオスエメラルドは7個以上あると考えているのですが、上記で説明したような方法でカオスエメラルドが精製されているのであれば、世界中同時に7個以上のカオスエメラルドが存在していてもおかしくはない。
※スターフォール諸島には各島にエメラルドデバイスが存在し、その本数は合計7本以上ある。
※ソニック・ザ・ヘッジホッグではカオスエメラルドが6個しかなく、スーパー化できない。
※ソニック・ザ・ファイターズでは8個目のカオスエメラルドが確認できる。
※ソニックX等、世界線によっては「宇宙に7個」のような場合もある。
※毎回違う色が7個揃う理由は現段階では説明不可能。
 
余談ですが、「7個」の伝説はもしかすると、古代人達が現地文明と接触して技術を伝えた際、自分たちが同時に制御できる個数が7個(一つの島にある確認できているエメラルドデバイスの本数は全て7本以下)だったため、「7個が制御できる最大値」と伝えたことが伝承となり、時を経て「7つのカオスエメラルド」へと変化したのかもしれませんね。

スーパー化現象

核融合発電の磁場閉じ込め方式と似た仕組みだと考えると説明ができる。
(参考:東洋経済オンライン:ビジュアルで理解!「核融合発電」を知る基本のキ
(参考:核融合の先生:トカマク型核融合炉についての説明

一定数以上(50枚)のリングが持つリングエネルギーや磁力が強力に働き、カオスエメラルドの莫大なエネルギーを使用者の体内で安定化させ、スーパー化の状態を保持している。

ただ、安定化させているとは言え使用者はの体内では莫大なエネルギーが発生し続けているため、身体への負担は大きい
このため、リングエネルギーが無い状態でスーパー化を発動しようとすると、カオスエメラルドのエネルギーが制御できず身体に耐えられないレベルの負担がかかるか、そもそも発動しないと考えられる。
※スーパー化を発動させるトリガーとしてリング50枚が必要だが、それ以後は枚数が50枚以下になっても問題はなく、リングを補給し続ければ状態が維持される。(家電製品や車の起動時などと一緒で、最初の起動時に一番大きなエネルギーを一度に消費するのと同じ)
※「想いの力」はカオスエメラルドの力を引き出すトリガーになると同時に、その方向性を定義する役割があると推測できる。現段階ではヘッジホッグの一族とカオスのみに確認できている(特定条件下においてはクラシック世界のナックルズ達も可能)能力ではあるので、この辺りは追加調査が必要。

カオスエメラルド発生プロセスについての仮説

これが本考察の最大の成果。
以上の仮説を踏まえ、カオスエメラルドが発生するプロセスをまとめて見ました。

前章は色々とヤヤコシイコトを書いているので分かりづらいと思うのですが、このフローならかなりわかりやすいかと・・・・。

第一段階:リングエネルギーの発生と無限供給

まず、必要なものはカオスエメラルドとマスターエメラルド。
この2種類のエメラルドが揃うことで、お互いが発生させるエネルギーが衝突し、その結果、リングエネルギーが大量かつ無限に空間へと供給されていく。

第二段階:リングの可視化現象と莫大なリングエネルギーの収束

空間がリングエネルギーで飽和すると、圧縮されたリングエネルギーが可視化し、リングが発生する。
この状態がさらに続くと、リングとリングエネルギーが莫大なエネルギー(カオスエメラルドには及ばない)として”不安定な状態”で収束していく。

第三段階:スペシャルステージの発生

収束された莫大なリングエネルギーは現実空間へワームホールを空け、その中で特殊で不安定な空間を作り出す。
そして、その空間内にリングエネルギーを吸収していき、膨張を続ける。
※宇宙や星の誕生と同じで一定量のエネルギーもしくはその他特定の条件を満たすまで、不安定な状態で膨張を続ける。

第四段階:カオスエメラルドの発生

リングエネルギーを吸収し続けた特殊空間の中で、そのエネルギーが高密度に収束・圧縮された結果、そこからカオスエメラルドが誕生する。また、カオスエメラルドの誕生により特殊な空間内は不安定な状態から安定な状態へと変化し、リングエネルギーの取り込みを急速に減らす
※カオスエメラルドが空間の核となり、空間内を制御して安定性を保持する。

また、カオスエメラルドが核として発生し、空間が安定化した後、現実空間にスペシャルリングが発生する。
※ワームホールの入り口みたいなもの

第五段階:新しいカオスエメラルドの誕生とスペシャルステージの消滅

空間が完全に安定すると、リングエネルギーの吸収が止まる。その段階でカオスエメラルドが現実空間に放出される。

そして、核を失った空間に残っている残存リングエネルギーは現実空間へと還元されるか、異空間ごと消滅する。
※スペシャルリングを通ってきた何者かが核になっているカオスエメラルドを持ち出すことでも、この空間は消滅する。

ってな具合ですね。
このサイクルが数百年~数千年単位で起こるため、地球には半永久的に新しいカオスエメラルドが精製され続ける仕組みになっているのではないでしょうか?

第六部:カオスエメラルド・マスターエメラルドの起源についての仮説

これは完全にオマケの内容。

「んじゃ、最初のカオスエメラルドとマスターエメラルドはどう作られたのか?」についてなのですが、その起源を追うと、古代人が生きていた時代よりさらに昔にさかのぼり、THE ENDが誕生した時代・・・も更に遡るほどの遥か過去ではないかと考えています。

「何らかの理由で自然発生」や「宇宙創成と同時に存在した物質」と定義すれば話は早いんですが、それだと面白くないので創造を膨らませて仮説を立てるとすると、その起源として考えられるものの一つが「超々古代に存在したであろう、銀河系規模の超宇宙文明」でした。

突拍子もないことを・・・な話なので、ここはとりあえず「な、なんだってーーー!?」と
驚きのツッコミを入れてくださいw

・・・冗談はさておき、ソニックXの世界線においては「メタレックス」や宇宙を支配していた種族(モリーやレオン達のレジスタンスの故郷である星間惑星文明)が存在しており、ゲーム本篇の世界線においては一定の文明レベルにある惑星を片っ端から破壊していく出自不明の惑星破壊兵器 THE ENDなどが存在しています。

これらの事例があるのですから、そんな文明が更に数億年以上前の時代に存在していたっておかしくはありません。また、これはメタレックス自体がそうでしたが、別の宇宙からワームホールを通ってやってきた存在や、上位世界(僕達が認知できない別の次元の世界)からやってきた未知の存在の可能性だってあります。
※この辺はTHE ENDについての考察でも書きましたね。

そして、彼らの文明は前章の技術を用いてカオスエメラルドをもっと大規模に精製し、宇宙規模の文明を築いていたのではないか?・・・と言うワケです。

そう言う文明の存在を仮説として定義することで、ソニック達がスーパー化できる理由も、ソニックとシャドウが瓜二つである理由も、マスターエメラルドやカオスエメラルドの存在についても全て仮説を立てることができるようになります。

あとがき

また長くなっていますので今回はここまで。
本考察を書くにあたり、ソニックX3期はとても重要なピースになってくれました。

その内容、想像以上にリングやカオスエメラルドについての言及があったことと、考えていたカオスエメラルドとリングとの関連性を裏付けることができる要素が多々あって驚きました。マスターエメラルドについても、強大なエネルギー源であることも再び証明できましたね。

カオスエメラルドは古代人達の星からソニック達の星(地球)に持ち込まれたものだとソニックフロンティアでは描かれましたが、個人的には「その前」があったと考えており、リングについても「エネルギーの集合体が可視化したもの」だと考えていたのですが、ゲーム本篇でそれを直接的に描写するシーンが中々出てこない(強いて言うならスーパー化時のリング消費)ので、「どこかで言及してくれないかなぁ・・・」と思っていました。

他にも考察するにあたって証明資料の一つになったところがチラホラと・・・。

ソニックXとゲーム本篇ではリングとカオスエメラルドは異なる性質を持つと考えられるため厳密には同じではないのですが、「最後のピースが揃った!」と言う感覚でしたね。

・・・今回の考察ではカオスエメラルドやリングエネルギー、それに関連する現象についてはある程度の仮説を立てることができましたし、リングについては宇宙に存在する共通のフリーエネルギーとして定義づけが出来たのですが、カオスエメラルドとマスターエメラルドについては相変わらず謎にしておいています。

た正直、これは書くかどうか迷っている内容ですし、部分的に書くタイミングがあれば書こうかな?・・・的な代物なので、「機会があればまた」とさせていただきます。

長文&難解考察、ここまでお読みいただきありがとうございました。

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