
スターフォール諸島調査レポート Vol.2~古代人についての調査報告その1:文化・宗教・科学など~
今回もまた、調査レポートになります。
前回は島の命名法則と島の役割についてでしたが、今回は、古代人自身について、文化・宗教の側面から少しまとめてみました。
深く語られていない部分が多いので相も変わらず推測の域を出ないモノですが、様々な状況証拠や情報を積み重ねて導き出したものとなりますので、ご一読いただければ嬉しいです。
目次
彼らが信仰していたと思われる神様
スターフォール諸島に遺された遺跡群や過去のビジョンを見ていくと、食事や生殖等、生活面においては不明な点が多いが、文化や伝統、宗教観、科学技術などに触れることができる。
とてもわかりやすかったのは、彼らが宗教に関する概念を有していたこと。
クロノス島やウラノス島に遺されていた肖像(石像)は、彼らを模したものではなく、“別の何か”を象ったものであった。
また、その肖像はトゥームストーン(クロノス島)の中心にも据えられ、その謎を解くことで、滝の上には巨大な別の肖像が出現した。
さらに、その滝の肖像がある小川の上流を辿っていくと、そこには川面に建てられた小神殿跡を見つけることができる。
ウラノス島やクロノス島では、この肖像をキーとして扉が開いたり、橋が構築されたりと、「新しい道」を指し示すような場所に設置されている事が多かった。
このような事柄から推測すると、シンプルではあるが、あの肖像は彼らにとっての神のような存在(自分たちを創造した者)もしくは、彼らの祖先(自らの文明を切り開いた祖)の肖像であった可能性が考えられる。
肖像は確認したもので5種類。それぞれに役割があり、神格(神様の位)があると推測できる。ちなみに、ここには掲載していませんが、ウラノス島のゴーストも、肖像の一つの可能性もあります。
なお、彼らにとっての神を模したものは、これだけではなかったと考えられる。
神兵・守護神・巨神・・・・。
対THE END用決戦兵器を含む、これらスターフォール諸島の防衛機構の一つとして配置されている存在もまた、彼らにとっての神の姿を模したものと推測される。
この可能性に行きついたのは、ある守護神の存在だった。
その守護神の名は「フォートレス」。
“要塞”の名を冠されたソレは、カオス島の上空を雄大に旋回している。
そして、このフォートレスの形状は、クロノス島のトゥームストーンの鍵を開くための形に酷似している。
トゥームストーン(Tombstone)とは、つまりは「墓石」。あの場所は古代人たちの墓地であったと考えられる。
墓地に配された肖像と、次の道を指し示すための鍵となる形に酷似した守護神の存在。
これらのことから、私はその推論に至ったわけだ。

この推論がもし正解なのだとしたら、その他の守護者達もまた、彼らの持つ宗教や神話の中に登場する神の姿を模した存在だったのだろう・・・。
お守り“ココ”
彼らの文化・風習としてとても興味深いものがある。
それは、自分たちの体内にわざわざ可愛らしい肖像に加工した石を取り入れているという点だ。
この肖像はココと呼ばれ、彼らにとっては“お守り”だとセージは語っていた。
正直なところ、(上記で:加工した石と書いたが)このお守りが、彼らが生まれたころから体内に存在する器官の一つなのか、儀式的に埋め込まれる肖像なのかはハッキリと判明していない。しかし、遺された情報から推測すると、その可能性が高いだろう。
であるならば、これは彼らにとってはとても大切な風習であると考えることができる。
私たちが暮らす地球でも、こういった独特の風習を持つ民族・宗教がいくつも存在する。
宗教的な側面で分かりやすいのは、神道・仏教の“お守り”で、民族的な側面で分かりやすいのは、首長族やムルシ族などが挙げられる。(検索してもらえれば一発で出てきます)
ソニック達の世界で例えるならば、身体に独特の文様を描いていたり。戦闘を行っていたと思われる戦士たちがみんなナックルズと同じグローブをしていた古代ナックルズ族が挙げられる。(ナックルズ族でも、ティカルやエキドゥナの一部族、ノクターン族は5本指グローブ)
画像左:模様は共通だが、ティカルは5本指手袋。/画像右:時系列的に見て一番古いココがいる描写。老若男女問わず、ココを胸に納めていることがわかる。
こういった行為・文化的風習には色々意味があるのだが、「一つの民族である」「一つの共同体である」「一つの統一した信仰を持つ」など、いわゆる共同体意識や民族的・宗教的アイデンティティーを育む要素となることが多く、保守的な側面が強い要素となる。
なお、このココについてだが、移住惑星(ソニック達の星)で電脳空間を作り上げる際に、彼らにとってより特別なものへと昇華したようだ。この点についても、後々「電脳空間の詳細」についてまとめる際に、詳細を記述することとする。
科学技術と自然を調和させた民族だった?
上記にて、彼らが同一宗教らしきものを信仰していたことや、共同体意識が強い保守的な民であることについて推測した。
ここでは、それらの情報も踏まえたうえで、彼らの性質についてもう少し深く入り込んでみようと思う。
彼らが遺した遺跡群を見ていて思うことが一つある。
それは、自然物の加工が最低限にされていることだ。
彼らが母星を脱出する際に使用していた宇宙船や、スターフォール諸島に遺された数々の遺跡などにみられる数々の科学的側面を見てみると、
私たちの世界やソニック達の世界の現代の水準と比べても、遜色ないか、遥に高い技術力を有していたように思われる。
左画像:ソニックライダーズSSSのメガロステーション。科学文明の発達した未来都市の典型的なイメージ/画像右:ウラノス島のピラミッド。高度な科学文明・・・とは一見わからない、自然の中に建てられた古代人達のピラミッド構造物。一番わかりやすい例としては、電脳空間、そして、カオス島に遺された砲台であろう。
電脳空間についてはエッグマン曰く「自作のシステムでもこのような空間を構築したことがある。だがこちらのほうがはるかに高度だ。」
光学砲台についてはテイルス曰く「エクリプスキャノンに匹敵するほどだよ!」
ソニック世界における2人の天才ですらこう発言している。
また、テイルスの発言はエクリプスキャノンとの比較であるが、これがまた凄い。
エクリプスキャノンは、ソニック達の時間軸から約50年前に、開発された兵器であるが、その開発者はかの天才科学者、ジェラルド・ロボトニック。エッグマンの祖父だ。そして、彼をもってしても、7つのカオスエメラルドの力を常時接続で使用し、ようやく月を半壊できる程度の破壊力を生み出す威力を持っていた程度だ。(これも充分脅威である)
一方、古代人たちの砲台は1基で、しかも、カオスエメラルドの力を直接的に使用せず(エネルギーの充電媒体として使用していたのだろうが・・・)、内部バッテリーに蓄えられたエネルギーだけで
同等か、それ以上の威力を生み出すようだ。
※ジェラルドの場合、兵器開発を忌み嫌っていたようなので、わざと拙い兵器を開発した可能性はあります。
※内部バッテリーにエクリプスキャノンに匹敵するエネルギーを充電・蓄電できるだけで、充分に恐ろしい技術です。
これは、どう控えめに言っても“驚愕”の一言である。

さて、本題から少しそれたが、彼らの科学技術は非常に高度であった。
そして、多くの建造物や地下構造物を遺している。
それにもかかわらず、彼らは島の地形にはほとんど手を加えず、なるべく自然と調和するように構造物を建設しているのである。
彼らの母星での暮らしがどのようなものであったかをうかがい知ることは現状ではできないのだが、移住惑星での彼らのこうした様子を見ると、彼らが如何に自然と科学の両立を図っていたかを推測することができる。
そして、何度も言及していることだが、彼らの心(精神的側面)の部分であろう。
上述の内容に加え、ウラノス島でのセージの発言(黙想や祈祷)等を踏まえると、そういった側面が強くにじみ出てくる。
また、恐らく彼らは、戦争・戦闘については素人だったのではないかと考えられる。
高度な科学技術、兵器を所持していた。それは間違いないだろう。だが、その運用方法については疑問が残る事が多い。
このことからも、彼らが如何に平和的な民族だったかをうかがい知ることができる・・・。
なお、この点についてはまた後ほど記述するものとする。
あと・・・・これはまた先の考察で書くことなのだが、私は彼らは、母星から脱出した古代人全員ではなく、あくまで一部のグループだけだったのではないか?と推測している。
島内マップと解放ギミックはもしかして・・・
スターフォール諸島の各所に配置された、マップ解放のためのギミック。
これを深く考えてみると、見えてくることがいくつかある。
まず、ソニックが利用した解放ギミックがどの段階で作られたか?
これは、物語を見ていけば推測できる。THE END戦の後だ。その理由は明白。
遺跡建造物の崩壊具合に比べ、ギミック関連(レールを含む)の崩壊具合はほぼ皆無であることだ。
ここから考えるに、彼らはTHE END戦の結果、自分たちが子孫を残せず滅ぶことを悟った後、後の世にこの島を訪れて電脳空間を再起動させた者達のために、このような解放ギミックを用意したものと考えられる。
マップデータに、仙人・長老の位置や、アイテムが埋まっている場所なども記されていることからもそれがわかる。
マップデータに記載されたこれらの情報は、THE END戦の後でないと説明がつかない。
※もし、電脳空間にスターフォール諸島の最新マップをスキャニングし、それを保存データに反映される機能があるならこの説は否定できるが、そう言った機能は現状、確認されていない。
次に、この解放ギミックが何故造られたか?何故このようなシステムなのか?についてだ。
ソニックは「不審者への対策として、地図の開示に制限を設けたのも良いアイデアだと思うぜ」と、発言していたので、そのまま捉えれば不審者対策であると判断ができるのだが・・・・私は「別の目的があるのではないか?」もしくは「あったのではないか?」と考えています。
まず、ソニックはレイア島で電脳空間から復活した際、全てを見てきた印象を醸し出しています。
ですが、ウラノス島でのセージとの会話の中で、THE ENDの存在など、核心部分以外の事柄についてはハッキリとわかっていないことが見て取れます。
「4つめの巨神・・・あといくつあるんだ?」
「あの映像から推測すると古代人は宇宙から来たんだよな?」
「ココが一体何のか、教えてくれないか?」
ウラノス島のソニックのセリフにはこう言った「実は詳細はわかっていませんでした」な発言が多々見られる。
なお、セージについては電脳空間に直接インストールされている存在であるため、全ての情報を把握していると思われる。
そして、そのセージ自身はソニックの「不審者への対策として、地図の開示に制限を設けたのも良いアイデアだと思うぜ」に対して明確な返答を行っていない。
また、そもそも不審者対策ならば、このようなシステム自体が不要だとも考える事が出来る。
このため、私はあの解放ギミックが「不審者対策であること」について疑問を持っている。では、解放ギミックは何のために設置したのだろうか?
ここで1つ、それを読み解くために基本的なことを確認しておこう。
解放ギミックやグラインドレールがあのように設置され、機能していたという事は・・・古代人達の身体能力の基準でクリアできる代物であるという事だ。
当然のことなのだが、罠を仕掛ける側は、その罠をクリアする能力を持っている必要があるし、その機能を止める手段を持っている必要がある。
また、遺跡群を調べてみると、解放ギミックと同じようなものが、破損・風化したのような場所がいくつか確認できる。
わかりやすいのは、パネルのギミックだろう。
パネルギミック跡?に見えなくもない整地された平場。こういう場所がいくつかある。ここから推測を発展させていくと、THE END戦の前・・・古代人達があの島で暮らしている段階で、解放ギミックは存在していた可能性があるわけだ。
このことから、彼ら自身も解放ギミックを使って同様のこと、もしくは別の何かを行っていたのではないだろうか?と私は推測している。
意外と遊び心も持ち合わせている民族だった?
上述の「別の何か」についての個人的な結論としてなのだが・・・解放ギミックは実は、古代人の子供たちが各島を探検する際に用いるアスレチック遊具設備だったのではないか?と考えている。
彼らは至って真面目な民族であった様子だが、レクリエーションは必要だろう。
なお、こう言った“遊び心”は他でも散見される。
その代表例は、カオス島の「どこかで見たことのある」通称(?)台パンピンボールだ。
ビッグがいた釣り用電脳空間もそうかもしれない。
唐突なピンボールに戸惑った人も多い(私もその一人)と思いますが、あれは古代人たちが作った代物であることが明白だ。
ビッグの釣り場については恐らく、入った本人が一番したいレクリエーション空間に変わるようなものだとも推測できる。
こうした一面を垣間見てみると、古代人たちは意外とお茶目さんだったのかもしれない・・・。
ちなみに、アスレチック(解放ギミック)については、島内マップデータ・電脳空間と連結させることで、子供たちが楽しんで島中を探検するとともに、迷子防止の役割を持っていたとも考えられます。
編集後記
前回に続いて、考察と言うよりはレポート的な内容です。
そして、これは長いレポートのほんの一端でしかありません。つまり、これも「外堀」なんです。
次回考察では、古代人達の科学技術と電脳空間についてまとめてみるのですが・・・・これも自分としては外堀です。
ただ、今回よりはスターフォール諸島の謎に切り込んでいく内容になるので、考察記事としての読みごたえが出てくるのではないか・・・と思います。

































エッグマンが音声ダイアリーで言ってた肖像とはなんのかわからないままだったんですが、まさかクロノス島でよく見かける奇妙な像の可能性もありますね。
フォートレスとトゥーンストーンが酷似してるのは自分では絶対に気づけませんでした。
島の地図を子どもたちの迷子防止と予想するのは面白かったです!
はっ!Twitterにアップする前に見つかってしまいました!コメントありがとうございますm(_ _)m
肖像・・・そうなんですよ。
エッグマンの音声ダイアリー9ですね。
肖像の辞書的意味は「特定の人間の外観を表現した絵画や写真、彫刻」になります。
なので、このダイアリーの中で出てくる肖像は神像っぽいものを崇拝の対象としている肖像で、記念としている肖像をココとして解釈しました。(ここはお守りの意味合いもありますね)
フォートレスとトゥームストーンですが、以前つぶやいた「up」マークとカオス島の形状の一致の段階で、もしかしてこれも?と思って重ねたところ、こちらも一致したものになります。
あと、実はもう一カ所・・・。
アレス島のプラグストーン(大砲で水を抜くミッション)に刻まれている模様も、フォートレスと似デザインになっていました。(こっちは尻尾らしきものがあります)
あの場所も、水を抜いた底には別空間や別通路が存在するようなので、もしかしたら似た意味をもった場所なのかもしれません・・・。
島の迷子防止・・・。
ある意味で本考察の胆なので、ソコに踏み込んでいただいて嬉しいです~。
絵ヅラを想像すると、中々シュールな感じになると思いますw